2005/03/24
フリーとして開放することの功罪
「むりくり<DT><P></P></DT> blog」のほうでもコメント入れてしまいましたが、『イージーコンポ II 3.1 F(QX 3.3J専用版)が無料でダウンロードできる』 とのことです。
販売終了とかじゃなく、無償公開するというのも思い切った決断したなあと思います。
現行製品が売れなくなると思うんですけど。
さらには、“OS XやQX6.5への移行を鈍化させることになるのではないか”という危惧も考えられますので、正直なところ、諸手を挙げての賛同というのは致しかねる部分があります。
1.0をフリー化するというならわからなくはないんですけどね。文字テーブルを内包した、一部のOCFフォントにしか対応してないバージョンであれば、商用としての価値はすでに見いだしにくいと思いますから。
Appleが漢字Talk7.5を、シャープがX68000用のBIOSやOS現行製品をフリー化させたのは、稼働ハードウェアが現行商品として存在しなくなってかなりの年月が経過したためであり、そういう場合は歓迎できます。
しかし、クラック版が横行しているアプリケーションに対しても使える、有用な追加ソフトウェアの場合は、むしろその状況を助長・加速することになる可能性があるのではないかなと容易く考えられるため、かなり厳しいことではないかと感じます。
それともクラック版を判断するなどの処理でもしてあるのかしらん。試せないので何ともいえませんが。
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2005/03/24 14:47 by 編集