それとて道具の使い分け、のような

DTP関連の記事なり発言なりの中に、たまにこんなものを見かける。主にIllustrator絡みのときに。

ページ物を作るならレイアウトソフトで作らないと手間ばかりかかって仕方ないはず。
適材適所で道具を使い分けて効率よく作業しましょう。

要は、「ページレイアウト用途ではないソフト(Illustrator)じゃなく、それ用のソフト(InDesignなど)を使おう」という主旨で、そこで出てくるレイアウトソフトは、ここ数年ではInDesignばっかりだったりします。

が、InDesignにも向き不向きはあるわけで。なので実際にはそれも考えておかないといけないような気はします。そういうお話。

要はなにかというと「対象制作物によってはInDesign以外のページレイアウトソフトも視野に入れないと効率化できないんじゃないの」と。

InDesignもメインターゲットがあります。「ページ物」ではなく「『特定の体裁を前提とした』ページ物」というターゲットが。
それは実は、Adobeのほうできちんと提示されてたりするわけで。



FrameMaker と PageMaker と InDesign の違いは何ですか

  • FrameMaker
    大規模な構造化および非構造化コンテンツを効率よく作成、更新、管理するための DTP ツールで、マニュアルなどの作成に向いています。
  • PageMaker
    企業内の資料やレポート、提案書やニュースレター、カタログなどのドキュメント制作を、デザイン経験のない方でも 効率よく行うためのツールです。/li>
  • InDesign
    高品質な商業印刷物や出版物の制作を、ページレイアウトとデザインの両面から効率化を図ることを可能にするクリエイティブなツールです。

細かいところはリンク先を読んで頂くとしても、そもそもアプリケーション自体の開発においては記載のことを念頭に置いて作られているわけなので、InDesignでの想定していない制作物はFrameMakerを利用して作るのが対応はしやすい可能性がある、といえます。

もっとも、それでも埋められないところがあるのが「所詮非日本産ソフト」というところで、さらに機能面・想定制作物としてInDesignもFrameMakerも向かないものは、数少なくなったけれども国内制作需要も想定している国産ソフト(EDICOLORなど)を使え、という話にもなるわけです。それでもNGなこともあるので、その場合は更に別のソフトを検討する、なども視野に入れないと。



……ということを、本当は『INDD 2012』の前にアップしようと書いてたんですが、主に気力面とかでなかなかまとまらずにほっぽりにしてました。今更よのぉ……。



#ちなみにもともと、上記リンクの情報を知ったのはRRRさんに見せていただいた冊子からだったりする。
#しかし今更、PageMakerの情報は比較としては……うーん。しかしInDesign CS5/FrameMaker 10までの情報を網羅しているあたり、比較的最近まで更新されていたってことだと……いつまで売るんだPageMaker。もう動くプラットフォームって通常購入できないのに。

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