なかなかにクセがある

てことで、OpticBook 4800を使ってみてのファーストインプレッション。

実は到着自体は6/30には来てて、そのときに開梱だけはしてたんですが、実際に動かしたのはこのエントリアップの3時間前に2時間くらい触っただけという……つまり、ろくに触ってません。
とりあえず最初に使い始めたときの印象なんぞを、ということで。結構クセものでやんす、これ。

まずはせっかくなので、記念に箱でも。そのうち捨てるかなんかしてしまうので。

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こんな感じのでかい箱に入ってます。お約束の発泡スチロールサンドイッチ型の梱包なんで、まあやむなし。
ちなみに実はもうひとつ、これにさらに緩衝材入りの外箱があったりする。なのでもうちょっとでかい状態で運送されてきた状態。



純粋な同梱物一覧はこんな感じ。

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本体、簡易クイックガイド×2(複数言語記載)、ドライバ・アプリケーションディスク、ACアダプタ、USBケーブルと、なぜか用途不明なビニール袋が。……公的な梱包物一覧には書いてないんだが、この袋。
ちなみに本体も、ビニールにかかった状態+乾燥剤入りで密封されてました。
あと、USBケーブルはA-オス+B-オスですが、B-オスの端子が長めなので、付属以外の別のケーブルを流用する場合には注意が必要で、場合によっては反応しないことも。



本体のポイントは以下。

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手前のエッジ部分が仕様通り2mmしかありません。本来のメリット部分。

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最大サイズはUSレター。いちおうA4の目安表示もされているのはお約束。ただここ、ガラス面と高さがあまり変わらず、冊子が引っかかりにくいのが難点。厚みのある冊子などはフチを合わせるのに慣れが必要かもしれない。

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ドキュメントカバーは固定されていないので、浮かせたり外すことができたりします。基本的にはカバーは開いたままで使うような気配。

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本体右に、上からDelete、Color、Gray、B/Wのスキャンボタンが用意されていて、本体同梱のソフトを使って連動してのスキャンができる仕組み。失敗したときもボタン一発で削除できるのが便利。ただし市販ソフトなどでは対応しないっぽいです。当然といえばそれまでですが。

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背面にスキャンヘッドのロックスイッチが用意されている。利用するときも解除する必要はなく、置いてあるだけでボタンが押されて解除される仕組み。接地面が柔らかい場所などの場合はボタンを固定する機能も用意されてます。



同梱の、ドライバ・アプリケーションディスクを使ってインストールすると、以下の画面で導入ソフトの選択ができます。

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スキャナドライバユーティリティとDI Express 6は導入必須で、Presto! ImageFolio/PageManagerは任意の扱いでチェックOFFでインストールしないことも可能。

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上記画面はスキャナドライバユーティリティと同時にインストールされる、Book Pabilion。本体のスキャンボタン類はこれと連動する仕組み。冊子を連続してスキャンすることを考慮されているものの、機能面では微妙なところも。
サイズ入力が数値で入れられないこと、自動切り抜きの動作が意図しないこと、傾き補正は自動切り抜きが入っていないとできないことと妙に補正能力が高いこと(デザインとして斜めにしてある文字も回転させてしまうことも)、保存形式がPDFしかないこと、などが気に入らない。特に一番最初。ちなみにDI Express 6側はプリセット設定としてサイズ入力もできるものの、逆に奇数/偶数180度回転などができない模様(あまり触ってないけど設定として見あたらない)。

ついでに、スキャン速度を300ppiより上にすると極端に速度が落ちる模様。といっても400ppiしかテストしてませんが、300時と比較するとやたらスピードが落ちてしまう。これはトレードオフと割り切るしかないところ。

あともうひとつ、エッジ部分が2mmしかないといっても、実際には2mm以上削られる可能性もあるかもしれない。上記プレビューでも、3段目の行末がぎりぎりの状態。目視だともっとマージンはあるので、そういう意味では厳しい状態。ただ自動切り抜きの設定をしたままなので、これが影響している可能性はある。



あと最後に、スキャン特性のクセとして。これはやむを得ないところかもしれないけれども。

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サイズ入力ができないこともひとつあるけれど、ひとつはスキャン対象物の周囲が左右ページで逆になってしまう。これは冊子を180度回転させながら奇数・偶数をスキャンするのでやむを得ないところだけど、再トリミングの際に面倒な有様に。どこまで気にするべきか、の話。

そして、表紙と中面は別々のスキャン対象にするべき、という点。特に基準を表紙にしてはいけない。表紙の方がスキャン対象エリアを大きく取れてしまい、中面では余白がでる可能性があるため。回避するにはそれぞれ別にするしかない。

最後にもうひとつ。中綴じの冊子は苦手。エッジ部分をうまく利用できないのもひとつだけど、よく考えたら、中面に行くに従って仕上がり幅が短くなっていくのでどんどん余白が出る結果に。これは冊子側の特性でもあるのでやむを得ない。平綴じのものであれば特性上は大丈夫、なはずだけど、これもおそらく個々の対象物次第だろうと思う。



てことで買って使ってみましたが、断裁+ドキュメントスキャナと正直どっこいどっこいだなー、と、まさに感じてしまった次第。

ドキュメントスキャナのメリットがそのままOpticBookのデメリットになってしまう(主に速度ですが。OpticBookはページあたりのページめくり+配置+スキャンの速度が、慣れたとしても10秒下る可能性はかなり低い。補正処理がかかるとさらに時間アップ)。逆にデメリット(断裁の必要)がOpticBookにはないので、まさに裏返し。もっとも後者は、スキャン対象冊子を結構開かないといけなくて本もそれなりにダメージを喰らうので、それをどう考えるか次第でもあるかも。

ともあれ、これを使ってぼちぼち手持ちの各種冊子類について、データ化を進めていこうかと。短時間でザクザク、とはいかないので、毎日すこーしずつやっていくしかなさそう。

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