Adobeの隠し玉、もうひとつのライセンス体系

ということで先日の続きなんですが。

ある意味すごい爆弾だな

いろいろと調べていくうちに、これっぽいなあというかこれが耳に聞こえてきたので、っていうライセンス体系があったという。……しかしAdobeのサイトにそのライセンスについての説明がみあたらねえ。

ということで、概要はAdobeのユーザー事例から垣間見えます。



ADOBE INDESIGN CS4 ユーザー事例
東京リスマチック株式会社
株式会社キャドセンター
ELAライセンス導入によるインフラ整備とコンプライアンスの維持

(PDF版はこちら



ということで、全日本印刷工業組合連合会の件についても、どうやらELA(Enterprise License Agreement)ライセンスによる契約なんじゃないかと。
本記事と今回の契約内容が微妙にあわないような気がしますが、ソフトウェア利用範囲についてはこれであればそれほど不利もないように見えるわけで。

サービスビューローという観点から見た場合、ELAライセンスにおける大きなメリットととして、マルチバージョンのサポートが挙げられる。ELAライセンスでは、マルチバージョンのオプションを設定することで、任意のバージョンが利用可能となる。例えば、Creative Suite Design Standardを対象製品とした場合、構成ソフトであるIllustrator、Photoshop、InDesign、Acrobatのすべてのバージョンを1ライセンスで利用することが可能だ。



これを鵜呑みにするのであれば、契約さえしてしまえばバージョン無関係に利用できそう。ただ、おそらくなんですが、同時利用等については従来通りだと思うので、それを考えると、古い環境・異なるPCでの利用は、その分だけライセンスが必要だろうな、と。まあ、契約しておけば古いPCぶっ壊れた時点でライセンス適用PCを移行すればライセンスが無駄になることがないだけに、そのぶんよさげな気配。てかCreative Suiteでの契約だとどこまで遡れるか微妙な気もするんだが。



で、先に記載したとおり、Adobeのライセンス説明サイトには、TLPとCLPのふたつしか記載されていないので、説明がなきゃこんなもん把握できるわけないがな。

まあキーワードを基にさらなる検索をしてみたところ、どうやらELA自体の国内導入が本当に近年っぽいわけで。

アドビ・ティーゲル社長「幅広い製品ポートフォリオを軸にパートナー戦略を強化」【クラウドWatch】

また、日本向けには、ELA(Enterprise License Agreement)と呼ばれる全企業をまたがったライセンス契約がなかった。いま日本では、多くの企業がELAを結びたいという状況がある。これを整備し、すでに実際の契約例も出ている。



しかしなにぶん、どの程度の規模による契約が対象なのか一切わからんけれども、事例を考えたらかなりの規模でないと駄目なんだろうなあというのは明白なわけで。どっちにしろ個人が考えたり手出しとかできるような代物じゃないですな。

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