保持をして当たり前の挙動だけれども注意は必要かも

InDesignを触っていて気になった、けれども、動きを考えれば至極当然の挙動について。

もっとも、手順的にはなんら問題はないわけだけれども、気をつける必要はあるだろうと思い、メモ。
例はInDesign CS5を使ってますが、もともと気づいたのはCS4だし、内容からするとバージョンはあまり関係ないかも。

何かというと「数字に属性を加えた時には元の数字(文字コード)としての情報は残り続けている」という点。

100915_IDOTFqwid1 100915_IDOTFqwid2

上記で出したのは「全角数字に対して、字形パレットで等幅四分の属性を加えた」状態。
この場合、全角数字+等幅四分属性(qwid)という状態になるので、半角数字+等幅四分属性(qwid)のような「縦組中の欧文組み状態」にはならず、そのまま1文字単位での縦組み状態を保持し続ける。ただし、InDesignでは欧文属性としての情報を持たされるようで、文字組みアキ量設定の和欧間が適用される。

もちろん、普通はこのまま使うことはなく、縦中横を設定すれば正しく組まれます。面倒なので画面出しませんが。



ただし、全角数字という情報は縦中横をかけてもやはりそのまま残り続けるので、たとえば組版済みデータを二次利用するような場合にテキスト書き出しをした場合、やはり全角数字の状態になるので気をつける必要が。このあたりは実際にテストしていただければすぐにわかります。

見た目に騙されそうだけれどもそれと中身は違いますよ、というお話。



#本例では等幅四分使ってますが、別にどれでもいいです。あと厳密には、このへんは数字以外の漢字であっても話は同様だったりします。
#そもそも、今回の処理方法はUnicode+featureでの異体字処理なんだから、元のUnicodeを触っているわけじゃなし、保持されてて当たり前という話が。話題にするほどのことかと言われると、まあ。どっちかというと見かけにおける感覚的な問題になるかも。
#本当は「全角数字=全角形(Fullwidth Forms)の数字」「半角数字=基本ラテン(Basic Latin)の数字」と表現したいところですが、長くなるし一般的にわかりやすい表記で。
#あと、二次利用する場合は、普通は再整形かけるとは思うので、そもそも気にする必要はないのかもしれない。

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コメント

まいど。
>「見かけと中身が実は違う」というところが焦点
御意。
コメント投稿直後に、twitter上で「的外れ」みたいな呟きをしておいた次第。
でも、この挙動のクセを知らない人が意外に多い……

>>works014さん
うっ、まさか日常でやっているとは。迂闊でした。
個人的には「縦組み時のアラビア数字は等幅系を使うほうが揃ってて綺麗」と考えてて、プロポーショナル系字形は原則利用しないようにしてたりするので。

もっとも今回の件は「見かけと中身が実は違う」というところが焦点で、たとえば縦横組体裁変更時などで注意が必要、などと考えてもらえれば。そういう意味ではそっちのケースのほうが少ない可能性があるかもです。

まいど。
縦組みで、数字を統一するために全角数字を入力しておいて字形メニューからプロポーショナル字形を適用ということはしょっちゅうやっています。もちろん和/英数字間は0%にしていますが(もちろん2桁は半角入力)。書体によっては等幅半角という場合もありますが、リュウミンやイワタの場合はプロポーショナルで処理。
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