去年までの各数値をグラフに表す(2)

はーい、てことで続きです。しばらく続くといううわさ。

てことで、昨日のグラフをもう少し掘り下げてみます。いや数値の改竄とかグラフのバーが長くなるマジックとかじゃなくて。

ということで、改めて昨日のグラフを出してみます。最初のやつ。

100804_PublishAmount_1

「出版物販売概況(総合)」という表題をつけてますが、その名の通り、総合、つまりすべての出版物に対する数値です。雑誌も書籍もなにも区別なし。
なので区別したものまで確認しないと、電子書籍との比較にはならないはず。そもそも電子書籍はどっちに入るのか、と。どっちにも入るかもしれないし、入らないかもしれないけれども。

てことで、雑誌と書籍を区別したグラフを重ねます。

100805_PublishAmountB_1

青が雑誌、黄色が書籍です。もっとも、これはただ、総合に対して同一の高さになるように重ねただけ。これだけではちょっと判断つきづらい。
いちおう、これに電子書籍を別に重ねたものもあります。総合に重ねてないのはご愛敬。書き出し直すの面倒なのでご勘弁。

100805_PublishAmountB_2

もちろんこれだけでもあまり意味はないです。



ただ、それぞれのバーを、別個にして出したらどうなるのか、という点が気になる。
なので積み上げずに、それぞれゼロ基準で並べ直してみたものが以下。

100805_PublishAmountB_3

これだとより明確に。そして以下の点に気づかされます。

  • 雑誌・書籍とも、基本的には概ね右肩下がりの傾向
  • 雑誌は97年以降、一度も前年度を上回っていない
  • 書籍は必ずしもそうといえず、上回る年もあった
  • ピーク時と現在を比較すると書籍の下落率のほうが雑誌よりも低い

注目点は3番目と4番目。具体的には敢えて記載しませんが、この結果を見ると必ずしも同一目線で見るべきじゃない、と考えた方がよさそうです。まあ、書籍はその年に良作・ヒット作がどれだけ登場するかにもよるところがあるので、状況次第で前年度を上回る可能性があるのは確かにある。これは他の業界でも同様のはずで、雑誌とは傾向は異なって当たり前だろうと。

もっとも、2008年・2009年での比較だけでいえば、雑誌よりも書籍の下落率のほうが上回っている。2009年ってヒットした書籍ってあまりなかったっけ?……ということが思い出せないのでアレですが(だから少ないのかもしれんけれど)、これは今後を確認しないと判断できないので、静観の方向で。ちなみに、ハリーポッターシリーズは2008年に完結してたりします。



ということでまだ続きます。まだ終わるには中途半端で情報が少ない。

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