アウトライン化は修正リスク回避のあらわれ、とか考えた

ワケのわからん仮説を立ててみました。

「アウトライン化必須で入稿依頼をしてくる出力主体印刷会社って、修正のリスクを回避するために必須にしているのかもしれない」と。



はい、もちろん裏は取ってません。

フォントについてはアウトライン化、つまり、すべて図形化することによって、フォント情報が消失します。あたりまえだ。

フォント情報がない、ということは、元のフォントが何かわからない、結果として「推測はできても絶対的にフォントが判別できないので修正できない」ということの裏返しでもあるわけで。もしも修正しなきゃならないことが後で発覚したとしても「アウトライン化されて入稿しましたよね。なのでこちらでは修正できませんよ」という逃げ方ができる、と。



もひとつの仮説。これは制作オンリー側がその後とは無関係でアウトライン化することに対して。
もしかしてもしかしてですが、アウトライン化して出力側等に引き渡すことによって、「改変が非常に困難なデータ」にできる。つまり、流用をできるだけ防止するべく自己防衛に走る結果としてアウトライン化してるんじゃないか、と。しかも文章ものや文字が多ければ多いほど有効という。



PDF入稿でもたいして変わらないといえばそれまでなんですが、エンベッドしてしまうとある程度元のフォント情報が判別できてしまうし(完全ではないけれど)、また簡単な文字修正がPDFネイティブとしてできないわけではない(もちろんそれ以上の改変は何がおきるかわからん)、かといってセキュリティをかけると出力に向かないことを考えると、ある意味アウトライン化は有効な手段かもしれない。



……といっても世の中、アウトライン関係なく「これ修正してくれ」という話はまかり通っているため、そういう意味ではものすごい裏付けのない仮説でしかない、というオチです。
ふと思っただけですとも、ええ。

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コメント

なんか思った以上に反響と同意が。誰も見向きもしないと思ってましたですとも。
もちろんkさんの仰るような事例もあるでしょうね。

やはり個々の事情はさまざまあると思いますので(実はブローカーで出力先はいつも違うとか)、そういう意味ではさまざまな事情を察してあげないといけないのかも。いや折れていけないところは別ですが。

こんにちは
早速 アウトライン入稿の件ですが、まずスキルのあるオペレーターが確保されていない会社が下請けの中には意外と存在する上に
1.フォントのズレなどの事故の回避
2.会社の経費削減のためRIPにフォントを積んでいない
事が加味されている事も考えられますよ

某有名大手さんもアウトラインにしてチョって言ってきますねぇ。

こんにちは。いつも楽しく読ませていただいています。

>修正のリスクを回避するため

私は印刷会社に勤めていますが、この仮説は否定しません。むしろ図星かもしれません^^

広告代理店>デザイン・制作会社>印刷会社
の流れでIllustratorで作成されたドキュメントが入稿される場合は特に、アウトライン化されたデータ"も"必須とさせてもらっている場合が多いです。

よほどのことがない限りデータ修正はサービスなので、できれば触らずに済ませたいというのと、なんとか自社のワークフローに都合のよい形に誘導したいというのが本音です。PDF入稿推奨とかいうのも同じ理由です。
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