イベントやる金でユーザーに別の還元とかできなかったのかな

と、ふと思いました。

いやAdobe CS5の全国お披露目イベントや「station 5 in 表参道」で連日のようにやっているイベントおよび常設展示を考えると、いくらかけてプロモーションして、その分が製品に上積みになっているかと考えると怖くなったので。

まあ、宣伝類にお金かけるのもわかります。
購買意欲を煽って新規ユーザーを獲得する、既存ユーザーに乗り替え(この場合はアップグレードだけど)を促すのは、企業としてはある意味当たり前。

ただ、今回のは正直ちょっとやりすぎなんじゃないの? という気もしてきたのも事実。



しかも、新規ユーザーあたりから聞こえて来る声は「価格が高すぎる」「英語版と比べると割高」「こんな機能いらんので安価なElements出せ」というところばかり。
そして既存ユーザーあたりでは「機能あまり増えてないじゃん」「アップグレードも高いぞ」「それよりも今使っている奴のバグ直せ」などなどの不満点を解消できているわけではない。

もちろん、これらは昔からさんざん言われてきたし(価格だけでいうと大昔よりは多少安くなってきたし、印刷業界的な視点だけでいうと専用機よりは圧倒的に安い。しかし世の中は不況で、印刷業界は……)、その指摘がAdobeに届いていないわけじゃあるまいし、というのもあるので、それを考えると「どう考えてもやりすぎだろ、このイベントラッシュは」と思ったり思わなかったり。



まあ、主導権は日本法人にはなさげな気配ではあるものの(このへんな米国資本にはありがちなパターンだけれども)、だからといって各国の固有事情を多少なりとも反映させるなり、またユーザーの声による改善を目に見えるようにするなど(不具合・要望報告のフォーム等による機能反映などについて、具体的件数を挙げてみるなど)、もっと地道なところでユーザーの満足度を高める努力をするなりという姿勢が見えてもいいような気はするんですが、それがちっとも見えないなあ、と思ったところです。

今や、単純なプロモーションだけではおそらくユーザーはついてきません。というか通り一辺倒のデモをみせられてもたいして面白くもなんともない、といえばそれまでなんだけれども。
なので「station 5 in 表参道」については、その「“通り一辺倒”からの脱却」を狙ったもののようには思うんですけれども、それが日本全国のユーザー全員が満足できるところに至っているようには思えないし、そもそもプロモーションの延長上であるというのも変わらんので、そういう意味ではあまりにも金かけすぎかなと思うわけです。というかUstreamでイベント見せるのが主体になるなら別に表参道なんて高い場所に借りる必要はないでしょ、大勢が行けるわけじゃないんだから。出演者にだってギャラ払っているだろうし、そういう意味では幾ら注ぎ込んでるんだ、と勘ぐらざるを得なくなるわけで。でないと自分的にも身銭切ることに対して釈然としないわけですよ。本当に。



#対Appleの件でいえば応援できるんだけど、この件で言えばむしろ納得してないので愚痴る。

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コメント

>>なかとじさん

……あれはむしろメーカーにとっては激しく逆風でマイナスイメージな気がするんですけれども。

反面、「折しもTさんが……」という奇跡の追い風もありつつ(笑)あれは露出度高かったなぁ。ギャラ以上の広告効果だったのでは?
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