2009/12/20
Illustrator CS4の分離禁止バグ
段落設定を細かくしない限り&その状況に陥らない限りはなかなか見つかりにくい、しかし思いっきり単純に起こせるバグを見つけました。……見つけたくなかったなあ。
ということで、Illustrator CS4の禁則処理には思いっきりバグがあります。しかも起こすと元に戻せなくなるという。ちなみに2台くらいで確認したのでたぶん再現性はあるはず。
ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。
2009/12/20
ということで、Illustrator CS4の禁則処理には思いっきりバグがあります。しかも起こすと元に戻せなくなるという。ちなみに2台くらいで確認したのでたぶん再現性はあるはず。
ぐううう………………うぁっ!
なんてこ‥‥‥‥‥‥っとを!
三点リーダーと二点リーダーの混じる文章はありえないけれども、まあ例題なので。ちなみにダーシは都合により使いません。
先立って文字パネル・段落パネル等である程度は設定した状態にしておきつつ、テキストボックスをピッタリに作ってこんな風に流します。
禁則処理はデフォルトで用意されている「強い禁則」のままなので、「…」「‥」ともに分離禁止になっています。
次に禁則処理を別のに変えます。
ここでは極端に「なし」に変えますが、分離禁止文字列を変更した設定を作った場合でもいいです。
勿論、当たり前のように行末・行頭で分割されます。「なし」にしたんだからここまでは当然。
実は「弱い禁則」にしたかったんだ、ということで、改めて分離禁止文字列が入っている設定に戻してみます。
この結果はこんなふうに。
……分離禁止状態にならず、分離しっぱなしの状態に。
この後、この段落に対しては試す限り、再設定、リーダー打ち直し、保存して再度開いてからの設定などでは元に戻せません。唯一の方法として「修正したい設定に一から段落を作り直し、スポイトツールで設定を吸い上げる」ことで元に戻せはします。えらい手間がかかる可能性がある方法ですが。
もともと途中で変えることが滅多にないような設定箇所だし、Ilustratorで期待される文字組みからすると非常に見つかりづらいバグだとも思うんですが、一度起きると厄介だなあというシロモノなのは間違いないと思います。
……なんかほかにもいろいろありそうだな、このへん。
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