無料であることの皺寄せ

先日の「DTP Booster Vol.2」(後付の命名規約からすると「DTP Booster 002」かなと)では、ネット上に多くのレポートが上がってきました。わしもいの一番に上げることを目指して頑張って書いたんですが(そんなこと狙ってたのか)、なんか 負けたっぽいです(ぉ

ともあれ、わし以外のさまざまなレポートを拝見したなかで、非常に気になったことがあるので敢えて取り上げてみます。

それは何かというと、以下のレポートより。

DTP Booster Vol.2に行ってきたchalcedonyの外部記憶装置・出張版



chalcedonyさんのレポートそのものではありません。すいません。
実は、そこに付けられたコメント自体、非常に気になったところなんです。



今回のスピーカーである、フォルシア所属、そして「DTPエキスパートクラブ」副会長という肩書きを持つ、三村克巳さんがなされたコメントの中で、

いつもはwindowsでやってますのでAppleStoreの関係上windows持ち込み禁止を知ったのが数日前で、慣れないMacでやった

ここのところ。

会場からして仕方ないところでもありますが、穿ったものの見方というか言い方をしてしまうと「ユーザーとは関係ない、特定企業の営利都合によって、やりたいことをねじ曲げられた」ということにならないのかな、と。
慣れているWindowsでお話されていた場合はもっと違う話とか凄いものが見られたのかもしれない、という今後の淡い期待と、そのチャンスを逃してしまったのかもしれないという失望感と、両方を思ってしまったわけです。



「DTP Booster」は、ロゴ内のキャッチにも書いてあるように、技術・ノウハウもさることながら、「ユーザー同士の結びつきを強めるためのセミナーイベント」ということを主眼に置いているものであると考えていたんですが、それが今回は特定企業の圧力によって弱められてしまったのではないかな、と、このコメントを見たときにそう感じてしまったわけです。

もっともその代わりに一般来場者は無料で拝見することができたわけですし、わしもその恩恵を享受した身なのであんまり文句言うのはどうかとも思います。それは否定できない。

さらに「じゃあ有料だとカネで結びついているんじゃね?」という、やはり穿った見方もできますが、「多くの時間を準備に割いたうえにノウハウとか教えてもらうのに対価払わなくてどうするか」、という言い方もできるので、「有料であること」と「人同士のキモチとしての結束」は両立できるんじゃないかと個人的には考えます。仕事仲間にだって友情は芽生えたりするでしょ? それと同じような話。



果たしてどちらのほうが良かったのか。
セミナーに来られた方やそうでない方でも、でこのエントリを拝見いただいた方は、少しで良いから考えてみてはいかがでしょうか。



なお、三村さんはさまざまなblogに書かれたほとんど(全てかも)のレポートに対してコメントを入れられており、イベントが終わった後でも「ユーザー同士の結びつきを強める」ことに尽力されている、たいへん素晴らしい方だと思いました。
改めて、セミナーを拝見させていただいたことに敬意を表し、感謝の言葉を述べさせて頂きます。本当にありがとうございました。

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コメント

>>三村さん
そのものズバリをわださんが仰ってしまいましたが、結局はそういうことになってしまいますね。
キャッチをはじめとする、節々で記載されている言葉と実際の動きがどうも一致していないように見受けられ、その皺寄せが三村さんの「本来やりたかったこと」にも少なからず影響してるのだろう、と思うわけです。
ただ、三村さんの思いそのものは、セミナー会場だけでなく、そのあとのフォローコメント等々からも強く伝わってきます。ですので、「行っていただいたことは十分に意義のあるものだった」、という思いもあります。
そういう意味では何もかも否定しているわけではありません。

>>わださん
いつもズバリ発言ありがとうございます。というかこのテのズバリはわださんしかできない気が。

まぁ

主宰者側の思慮が足りないんでしょうね。
こういうのって会場選びも中立性を考えなくちゃいけない。
Storeを選んだ時点で、あぁその程度か、、と。
協賛はいくらでもオッケーだと思いますが。

こんにちは 三村です

こんにちは。三村です。

 今回のイベント会場が、AppleStoreということは前もってわかっていたので、自分の認識不足は否めないです。プレゼン力が足らなかった分をMacのせいにしちゃっている部分があるので、ちょっと恥ずかしいです・・・。
 一般の方に最初にコードを見せちゃうとやっぱり引いてしまいますよね・・・。そこまで配慮が足りませんでした。(反省してます)

 Adobeさんの製品がMacでもWinでも動作するJavaScriptに対応していることや、開発環境が最初から用意されているということをみなさんに知っていただいて、少しでもトライしてみようかと思っていただければいいですね。実際の現場で、アクションとScriptをうまく使っていけば多分もっと生産性は向上していくと思っています。

 これからもよろしくお願いします。
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