これってどっかで指摘されてたっけ

…というタイトル通り、どっかで見たような気もするけれども、ちゃんと覚えていない、Illustratorの不具合のおはなし。

個人的には正直不具合というよりかは「そういうもんだ」と思っているのでどうってことなかったりするけれども、念のため手順含めて書いてみたりする。

まずは、画像を用意しておきます。
ただしデータはグレースケールの実表示型フォーマットの画像(所謂「非eps」)で。今回はtiffを使用。

次に、そのデータをIllustratorにリンク配置。

080402_Illustrator不具合くさげ(01)



続けて、その画像にクリッピングマスクをかけます。マスクの大きさは適当に。

080402_Illustrator不具合くさげ(02)
080402_Illustrator不具合くさげ(03)
080402_Illustrator不具合くさげ(04)



次は保存。保存フォーマットはepsを選択。

080402_Illustrator不具合くさげ(05)



保存後は一度閉じ、そして再度開きなおしたうえで、クリッピングマスクは解除してしまいます。

080402_Illustrator不具合くさげ(06)
080402_Illustrator不具合くさげ(07)



解除後の画像を、ダイレクト選択ツールで選んだうえで、そのまま移動させる、と。

080402_Illustrator不具合くさげ(08)



なんか後ろに隠れてるよ!



ということで、作ってもいない長方形パスが出来上がっている、というのが今回の不具合。
ちなみに非グレースケールの画像でも起きるんですが、今回のように黒ベタの塗りはありません。これはグレースケールの場合だけに出てしまう。


ちなみに、保存前と保存後ではグループレイヤーの構造自体が変わってたりします。

080402_Illustrator不具合くさげ(09)  080402_Illustrator不具合くさげ(10)



左が保存前、右が保存後。
「リンクファイル」が消失し、代わりに本来適用したクリッピングパスとは異なるクリッピングパスが設定されたグループレイヤーが別に構築されてます。

実表示型フォーマットの画像をリンク配置した状態でeps保存した場合には自動的に埋め込み処理されるのが昔からの仕様ではあるんですが、その仕様と、あとは推測ですが「Illustratorのeps解析処理時にこのような構造として解釈する」というのが今回の問題と踏んでます。まあ保存時点で既にこの構造になってるのかもしれんけど面倒なので追わない(ぉ



どっちにしろ、「epsは出力/配置用フォーマットであり、保存された時点でIllustratorの編集データ構造そのものを完全に保持されない(できない)シロモノ」と個人的には考えてるので、正直どうでもいい問題です。運用処理の問題というべきだと思うし。

あーでも、既にどこかで既出であれば、誰か教えていただけるとありがたいです。ぐぐったりAdobeのデータベースも探ったけど、これそのものを見つけることはできなかったので。



関連過去エントリ(ほぼネタ):この中に一人!

このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - これってどっかで指摘されてたっけ

コメント

非公開コメント

最近の記事

はてブ数順傾向

プロフィール

あさうす

  • Author:あさうす
  • DTP業界を中心に主観だらけの毒を吐いてます。後ろ盾なし、保証なし。あくまでも独断と偏見に満ちているだけで、何かの圧力とかはありません。たぶん。いやないです。信じてください。

    なお、名無しコメント&煽り、勝手にトラックバックやリンクなどはご自由に。spam認定したもの以外は削除しません。ただしFC2の都合でTBは弾かれるかもしれません。

    当blogは、Firefoxを推奨します。

    何かお問い合わせございましたら [assause@gmail.com] までどうぞ。

月別アーカイブ